マルチメータとの違い

小型

■マルチメータとオシロスコープの違い
電圧を計測する、と聞くとまず思い浮かぶのは「マルチメータ」です。
マルチメータでなら変動がない直流電圧や、安定している低周波の交流電圧なら手軽に測定することができます。
ですが、そのマルチメータとオシロスコープの違いは「時間の経過」の扱いです。

基本的にはマルチメータは時間軸を持ちません。そして時間の表示もしません。
時間情報が無く数値だけを表示します。反応することができる交流電圧の周波数にも大きな差がありあます。
マルチメータはオシロスコープに比べると低い周波数にしか反応することができないのです。

オシロスコープも流量計も何かを測定するときに使用するということには変わりはありません。
ですから、目的に合った使用をすることが大切です。

代表的な波形

タイプ30

ここではオシロスコープの正弦波以外の代表的な波形について紹介します。
■波形
・ノコギリ波
三角波のひとつでオシロスコープでは輝点を右や左に移動させる掃引用の信号として使用されています。

・方形波
四角の形をした波形で高調波成分が多く、周波数応答などの測定に使用されています。

・パルス波
間欠的に発生する信号で、デジタル回路ではよく見る形をした波形です。

何かを計るという点に関しては流量計もオシロスコープも共通しています。

ベルヌーイの定理

画面

■ベルヌーイの定理とエネルギー保存則
転がしたボールが止まるのは最初に加えたエネルギーが無くなったのではなく地面との摩擦や抵抗力によって形が変わったと考えられます。
ではこの場合どういうものに変わったのかというと、摩擦によって地面の砂を弾き飛ばすエネルギーに変わる、空気抵抗によって空気を動かすエネルギー、摩擦によって発生する熱、ボールが地面を弾くことによって出る音などに変化したのです。
エネルギーは無くなることはなく、形が変わるだけなのです。

差圧式流量計を知る上でベルヌーイの定理について知っておくことが必要です。
そのベルヌーイの定理を理解するにはエネルギー保存則の「エネルギーは形が変化するけれど消えて無くなることはない」ということを最初に理解することが重要になります。

■オシロスコープの波形
・正弦波
一番一般的で、他の波形と比べたりするときに基準となるような波形です。
電圧としての単位は実効値で、電圧が最大になる点のことを最大値といいます。実効値との間にはある関係があります。
その関係とは「最大値」=「実効値」×1.414です。
通常100vと言われている交流電圧は波形的に見ると上記の関係からして最大値が約141vの交流ということがわかります。